【新日本】海野翔太がSANADAとのシングル戦制す IWGP世界ヘビー級王座挑戦に前進
新日本プロレス4日の大阪大会で、海野翔太(27)がSANADA(36)とのシングル戦を制した。 海野は10月両国国技館大会でIWGP世界ヘビー級王座(現王者はザック・セイバーJr.)に挑戦表明した。20日(日本時間21日)の英国・ロンドン大会でSANADAがザックに勝利すればこの日の試合がタイトルマッチとなるはずだったのだが、SANADAは敗北。結果的にノンタイトルのシングル戦で激突することになった。 今夏のG1クライマックス公式戦でSANADAに敗れている海野は、場外でのドラゴンスリーパーで締め上げられるなど苦しい試合展開を強いられた。10分過ぎにはブレイズブレイドをかわされてマジックスクリューを浴びてしまう。 Skull End(変型飛龍裸絞め)、ラウンディングボディープレスとSANADAの得意技を連発された海野だったが、デッドフォールを阻止すると変型デスライダーで反撃開始。激しいエルボー合戦からシャイニングウィザードを浴びながらもブレイズブレイドで一歩も譲らず、オコーナーブリッジでもカウント3は許さない。シャイニングウィザードから再び狙われたデッドフォールを切り返し、起死回生のデスライダーで3カウントを奪ってみせた。 元IWGP世界王者からの勝利を収めたことで、今年5月以来、自身2度目の最高峰王座挑戦に大きく前進。新時代のエースはこのまま一気に頂点へと駆け上がれるのか――。
東スポWEB