NHK大河ドラマ「光る君へ」のファンミーティングに出席した吉高由里子＝東京・渋谷区

女優、吉高由里子（36）が2日、東京・渋谷区のNHKホールで行われた大河ドラマ「光る君へ」のファンミーティングに共演の柄本佑（37）らと出席した。 2万8000件の観覧応募があり、当せん倍率18倍で選ばれた3000人が来場。柄本、町田啓太（34）、塩野瑛久（29）、見上愛（24）らに続き、最後に登場した吉高は大歓声と拍手で迎えられると、「みんなと一緒に出たかった。芸能人みたいで恥ずかしい」と苦笑した。 イベントでは視聴者から募集した「もう一度見たい名場面ベスト10」が発表され、第1位は初回から続いた紫式部（吉高）と藤原道長（柄本）の逢瀬。キスシーンなどのダイジェスト映像が流れると、吉高は「何度見せられるのか」と照れ笑い。柄本は「最初の逢瀬のシーンは10分弱を1カットで撮った」と明かし、吉高は「台本をめくっても、めくっても2人のシーン。長すぎて『せりふってどう覚えるんだっけ？』となり、佑くんに『まだ覚えてないよね？　裏切らないで』と連絡した」と振り返った。 ドラマの放送は残すところ2回。吉高は「来年、この世から『光る君へ』のポスターが引きはがされると思うと寂しい。『べらぼう』（来年放送の大河『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』）の上から貼っちゃおう」とおどけつつ、「1年半この作品に携わり、愛のある現場だった。たくさんの方が見守ってくださっていたと思うと幸せ。あと2話、最後まで見守ってください」と呼び掛けた。