センバツ2023 「憧れの場所 夏戻りたい」 豊岡出身・社2選手 市長に出場報告 /兵庫
第95回記念選抜高校野球大会に出場した社の選手で、豊岡市出身の河関楓太(こうぜきふうた)選手(3年)と竹野奏海(そう)選手(2年)が29日、関貫久仁郎市長に出場報告をした。2人は「多くの方に支えられている感謝の気持ちが強くなった。甲子園で負けた悔しさは甲子園でしか晴らせない」と話した。 センバツに19年ぶり2回目の出場を果たした社は20日に海星(長崎)と対戦し、1―5で敗れた。 河関選手は豊岡市立の日高東中と日高小を、竹野選手は豊岡南中と神美小を卒業した。 2番打者・左翼手で臨んだ河関選手は「学校を挙げての応援や多くの支えで野球を続けられていると感謝している。憧れの場所に一戦でも一秒でも長くいたいと思っていたので、甲子園に戻りたい」と語った。幼いころから甲子園で観戦していた竹野選手は「大好きな野球は支えがあるから続けられていると、実感した。次の夏も3年になっても甲子園に戻って、恩返しをしたい」と話した。 関貫市長は「応援への感謝の気持ちは2人の成長を表していると思う。実績も積んだ。次は夏がある」と励ました。【浜本年弘】 〔但馬版〕