大掃除、あとから掃除すると効率が悪い場所って?つい忘れてしまいがちな場所3選
3.天井の掃除
照明器具やエアコンの上部のホコリを取り除く前にやっておくべきなのが天井の掃除です。天井は大掃除のときだけではなく、年に2回くらいはやっておいたほうがいいとハウスクリーニングのプロは言います。 というのも、床のようになかなかゴシゴシこすれないからです。そして、意外にもホコリ、油などが付着しているのだそうです。とくにタバコを吸う人がいる家では、ヤニも付着しますから、年に2度ではなく、もう少し頻度を上げて掃除したほうがいいとのことです。 天井は化学モップや掃除機などでホコリを取り除き、水に濡らしたワイパーで拭いていくといいでしょう。天井を掃除する際は、ホコリなどが降り注いでくるので、掃除をする前にテーブルや家具などの上に新聞紙を広げておくといいでしょう。また、ホコリを吸い込んでしまうこともあるので、天井の掃除に限らずですが、マスクをして掃除することをおすすめします。
まとめ
ハウスクリーニングのプロによれば、掃除をする際にいちばん重要なのは掃除する場所の順番だと言います。セオリーは、上から下方向。奥から手前ということだそうです。このセオリーに従って、大掃除をする前にどこから始めて、どこで終わるのかという掃除の手順を簡単なメモにまとめておくといいでしょう。そうすることで、掃除するのをうっかり忘れてしまうことを防ぐことができます。 また、部屋全体を見ながら、不用品のリストも作ってくといいでしょう。粗大ごみとして捨てるのか普通のゴミとして処分するのかなどの計画を立てておけば掃除のときもスムーズに選別ができます。 年に1回の大掃除も大切ですが季節に1回くらい大掛かりな掃除をしておくと、大掃除が楽になりますよ。 ◆教えてくれたのは…土井恵子さん アパートやマンションの原状回復工事、在宅ハウスクリーニングを請け負う会社に長年勤務したのち独立。現在はフリーでハウスクリーニングの業務に携わっている。 ◆文/増田剛己 WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部