「今永昇太と同じように直球のキレで空振りが取れる」巨人・井上温大は“最も成長を感じた投手” 高橋由伸が巨人を語る
4年ぶりにリーグ優勝を決めた巨人。高橋由伸さんが今季“最も成長を感じた投手”として井上温大投手を挙げました。 【画像】9月27日の試合では大活躍し、お立ち台にも登場した井上温大投手 井上投手は2019年のドラフト4位で巨人入り。昨季は2軍で防御率0.75と安定感を見せるも、1軍では4試合に先発登板し0勝1敗。防御率10.95となっていました。 しかし今季は25試合に登板し、うち15試合は先発登板で8勝をマーク。後半戦だけでいうと10試合に登板し5勝1敗、防御率1.94と抜群の成績を残していました。 高橋さんは井上投手のどの部分に成長を感じたかという点に関して「同じくサウスポーである、メジャーに行った今永昇太投手と同じように、まっすぐのキレで空振りが取れるようになったことが劇的な成長だと思います」とし「だからこそローテーションを守れる投手になった」とコメント。 さらに「阿部慎之助監督から『1球1球丁寧に投げなさい』って言われたこともあって、完投というよりも目の前の1球を全力で投げるといったところが、今の成長につながってるんじゃないかな」と語りました。 巨人は16日から行われるCSのファイナルステージで、ファーストステージの勝者を迎え撃ちます。CSを突破し、日本シリーズへ駒を進められるか、井上投手の活躍にも注目です。 (10月5日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)