春高バレー 昨年準優勝の福井工大福井がストレート勝ち エース山本快「去年の借りを返したい」
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第2日(6日、東京体育館)昨年準優勝の福井工大福井が浜松修学舎(静岡)に2-0で勝利。悲願の初優勝へ盤石のスタートを切った。エースの山本快(3年)は「チームとしても個人としても硬さがあったけど、中盤から終盤にかけて修正して勝ち切ることができた」と胸を張った。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 第1セットを25-19で奪うと、第2セットは序盤から競った展開となる。それでも、「高い打点を意識して打つ練習をしてきた」という山本が10-11から鋭いアタックで得点を奪うなどして得点を重ね、チーム全体でこの1年で強化してきたというフロアディフェンスで粘り強くボールをつないだ。 「準優勝だったのは去年のチームなので、そこを見過ぎずに今年の自分たちはまた去年とは違うバレーなので、そのバレーをしっかりと展開して去年の借りを返したい」と山本。2年連続のセンターコートへ、一歩一歩着実に歩みを進める。