同素材のプルオーバーもあり、セットアップでも楽しめる

「今年は平年よりも寒い」なんて、毎年繰り返される予報が現実になりそうな今冬の日本列島。なのに「春の到来は平年より早く、冬服を着られる時期も短い」なんて聞けば、至急を要するのが身支度。そこで今買うべきファッションアイテムを、本誌でも人気のブランド＆セレクトショップにリサーチ。どれも買い逃し厳禁、すべて揃えて冬を待て！ 【比翼仕立てかつダブルファスナーと細かい工夫もうれしい「MET24 Hooded Long Jacket」】 我々の想像を軽く超えて、ライフスタイルのさまざまなシーンにフィットするニューバランスのアイテムたち。特に“都会の24時間をデザインするウェア”MET24の2024年秋冬コレクションは必見だ。これからの時期にさっと羽織れるミリタリーテイストな3レイヤー素材のフーデッドコートはもちろん買い。さらに肌寒くなればボアフリース素材のセットアップも重宝する。 肝心のシューズはY2Kスタイルのスリッポン「8040」に加え、タフなコーデュラ素材に秋の新色をまとった定番「574」を指名。またシューズに軸足を置くならば、“ニューバランスのシューズを最も美しく見せるレングス”のデニムパンツは必ず押さえておきたいところ。 教えてくれた人：ニューバランスジャパン マーケティング部　PR＆Digitalマネージャー　小澤真琴さん

異素材同士のコンビネーションが耐久性とデザイン性を引き上げる

カラーは写真のグラファイトのほか、ブラック、シーソルトの3色展開

ニューバランス 「MET24 Fleece Pullover」（1万7600円） 「ミリタリーウェアから着想を得たデザインに、柔らかく毛足の短いボアフリースとナイロン素材との異素材コンビネーション。ユニセックスで使えるリラックスシルエットも魅力です」（小澤さん） 軽く暖かく人気の高いボアフリース素材のトップスも、それだけでは部屋着感が強く外着としては使いづらい。その点こちらは、擦れやすい肩や裾をナイロン素材で切り替えることで耐久性を高めつつデザイン性も向上。アウターを脱いだ際にも1枚で着てサマになる。

同素材プルオーバーとセットアップで

カラーは写真のグラファイトとブラックの2色展開

ニューバランス 「MET24 Fleece Training Pants」（1万5400円） 「程よく太めのストレートシルエットながらモタつき感なし。真冬でもコレを履くだけで暖かさが存分に味わえるフリースパンツは、同素材のトップスとのセットアップも楽しめます」（小澤さん） 平年以上の寒さが予想される今冬、新たにワードローブに加えたいのがフリース素材のパンツだ。優れた保温性は、短い毛足でソフトな風合いに仕上げられたボアフリースに由来する。ウエストと裾はゴム仕様でラクに着ることが叶い、都会的な配色で汎用性も高い。