WEC富士でアルピーヌがドライバーを変更。35号車に三度ジュール・グーノンを起用へ
WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するアルピーヌ・エンデュランス・チームは9月6日、次戦第7戦富士6時間レースで35号車アルピーヌA424のドライバーを変更すると発表した。ポール・ループ・シャタンに代わり、ジュール・グーノンが起用される。 【写真】WEC第6戦オースティンで好走した35号車アルピーヌA424 アンドラ出身のグーノンは、レギュラードライバーのシャルル・ミレッシ、フェルディナンド・ハプスブルクとともに、富士で35号車のステアリングを握る。 グーノンが35号車で2024年のWECに出場するのは、これが3戦目だ。第2戦イモラ、第3戦スパ・フランコルシャンでは、アラゴンでのテスト中に負傷したハプスブルクの代役として出走していた。 アルピーヌは声明のなかで、このドライバー交代は「シーズン前に合意されていた」と述べ、グーノンに「イモラとスパ・フランコルシャンでの突発的なデビューの後、ハイパーカーの学習プロセスを継続する機会」を与えると説明している。 なお、11月の最終戦バーレーンでは、シャタンが35号車のシートへと復帰する予定だという。 グーノンは代役として出場した2レースを14位と9位でフィニッシュしたが、スパでは最低運転時間を達成できなかったため、ポイントを獲得できなかった。 WEC第7戦富士6時間レースは、9月13~15日に静岡県の富士スピードウェイで行われる。35号車アルピーヌは直近の第6戦オースティンで今季最高位となる5位を獲得しており、富士でのパフォーマンスにも注目が集まる。 [オートスポーツweb 2024年09月06日]