気がつけば“教育虐待”に? 「塾やめたい」と泣いて嫌がった娘を追い詰めた、母の言動
外部リソースを頼るのも手
小学生も高学年になると、思春期に足を突っ込んでいて、なかなか親の言うことを聞いてくれないと言う場合もあると思います。自分の意志があり、親離れが進んでいるということなので正しい成長過程ではあるものの、受験というリミットがある場合はヤキモキする場面もありそうです。 そういう場合は、家庭教師や個別指導の先生に見てもらう、というのも手です。親という近しい存在が言うよりも、プロや年齢の近い憧れのお兄さんお姉さんに言われた方が、子どもの心に刺さることも大いにあります。 たかが人生の通過点。されど大きな分岐点。中学受験で仮に志望校に受かったとしても、その過程で親子関係がズタボロになっては、子どもの幸せを考えた時に元も子もありません。 私の失敗談から、同じ轍を踏まないよう、何か発見があったとしたら嬉しいです。中学受験生を支える親御さんたち、引き続き共にがんばりましょう! 【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home) 小5女子、小2男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小5の娘が都内で中学受験予定