「燃え尽き症候群」って?具体的な症状やうつ病との違いを米専門家が解説
燃え尽き症候群を治すには?
燃え尽き症候群の最善の治療法は予防策をとること。燃え尽き症候群だと気づいたら、サーキス博士いわく、いつも以上にセルフケア習慣を強化するべき。それでも生活するのが難しく感じる場合は、専門家の助けが必要かもしれない。 助けの“種類”に関しては、燃え尽き症候群の症状の度合いによる。症状が軽度の場合はコーチやセラピストの助けを、症状が重い場合はかかりつけ医を受診する必要がある。とはいえ、まずはかかりつけ医に相談をしてアドバイスをもらうようにサーキス博士は勧めている。
燃え尽き症候群とうつ病の違いとは?
燃え尽き症候群とうつ病の違いを見分けることは難しいけれど、それぞれには特徴的な症状があるという。 「大きな違いとしては、うつ病は精神疾患とみなされ、燃え尽き症候群は職場の状況に起因しており、それに伴う精神的な症状があるとされている点です」とサーキス博士。 どちらも軽度から生活に支障をきたすほど重症にもなりえるが、うつ病は直接的に仕事に関連しているわけではない。燃え尽き症候群の場合、ワークライフに変化を加えることで生活の質に向上がみられやすいが、うつ病ではこうした変化に関係なく、気分の落ち込みが継続してみられる。 燃え尽き症候群かうつ病かはっきりわからないときは、迷わずカウンセラーや心理士に相談を。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。