パリ五輪フェンシング男子エペ金の加納虹輝が「中部報道展」テープカット 「あと10年以上競技を…たくさん撮っていただければ」
2024年の一瞬一瞬を収めた写真と映像の展示「中部報道展」が11日、名古屋市の名鉄百貨店で始まった。16日まで。テープカットにはパリ五輪フェンシング男子エペ個人で金メダル、団体で銀メダルを獲得した加納虹輝(26)=JAL、愛知県あま市出身=がゲスト参加。「スポーツにとって写真は欠かせない。あと10年以上競技を続けていきたいと思うので、僕も含めてフェンシングの写真をたくさん撮っていただければ」と笑顔で話した。 金メダル獲得が決まった直後、右手の剣、左手のマスクを突き上げて喜ぶ姿の写真も展示された。加納は「こんなこともあったな。シーズンは始まっているし、結果を残すのが1番大事なので、次に向けてやっている」と心境を語った。 五輪チャンピオンになり、海外合宿では他国の選手から練習相手の誘いを受けることも増えたという。2028年ロサンゼルス五輪での個人、団体2冠を見据えて「まずは来年の世界選手権金メダル獲得を目標にやっていきたい」と話す。2大会連続で五輪の金メダルを手にしても、競技への意欲は増すばかりだった。
中日スポーツ