めざせ食費月1万円! プロ伝授の食費節約テク3選と“神食材レシピ”6選「スーパー行くなら午前中」
「値段は据え置きの商品でも容量が減っているものも多いですし、以前は3000円で買えていたものを買おうとすると1000円以上高くなるような感覚ですね」 【写真】ひと月の食費1万円を目指すための「食費下げアクション」 そう話すのは、ブログで1週間2500円節約レシピなどを公開する人気節約アドバイザー・武田真由美さん。
リーズナブルな食品を使い倒す
厳しい値上げラッシュの中でも、目指すは食費1人、月1万円台という武田さんの、栄養があり見た目もおいしそうな食事作りの秘訣(ひけつ)は? 「今や旬食材も値上がりしていたり、これまでの“節約料理”の常識が崩れましたね。ただ、その中でも価格が安定している食材や、値上がりしてもなおリーズナブルと感じる食品を選(え)りすぐって使うことに尽きると思います」 値上げは仕方ないとしても、その食材がボリュームや食べ応えアップにつながるか、使い勝手のよさを改めて見極めるしかない。 「今のところ、きのこ類は値段の変動が少ない食材。主菜にも副菜にも汁物にも積極的に使いたいですね。また、豆腐は節約の強い味方で、きのこ類もそうですが、食費を抑えつつ栄養バランスも取れる優秀食材。 以前よりも値段は上がりましたがまだまだ安い。豆腐はそのまま食べても、かさ増しにも使えます」 “かさ増し”には次のような食材も活用できる。 「もやしを冷凍して解凍すると水けがたくさん出てしんなりするんです。水けを絞って細かく切ってひき肉と混ぜると玉ねぎ代わりに。ほかにもキャベツや麩(ふ)もお肉料理のかさ増しに使えます」 昨今は、武田流“神食材”を使い倒すことをさらに心がけているという。 「厚揚げや油揚げ、卵、ちくわ、天かすをよく使いますが、最近は生の魚や魚の缶詰もすごく高いので、かつお節に注目していて、とにかくいろんな料理に入れています」 栄養価や味を損ねることなく節約するのに粉がつおや、かつお節は大活躍だという。 「あとは、こんにゃくもよく使うように。こんにゃく、ちくわ、大豆製品はメイン料理にもなりますし、量や栄養価を下げることなく、節約しながらおいしい献立ができます」 武田さんおすすめの食材を使ったレシピと、買い物テク、ぜひ参考に。