『EXILE/FANTASTICS』佐藤大樹、福島に移住するなら「馬のスクール手伝いたい」 第1話の主演のドラマ『風のふく島』
俳優の大友康平(69)、北乃きい(33)らが9日、東京都内で10日から放送がスタートするテレビ東京系ドラマ25『風のふく島』(毎週金曜深夜24時42分~)の記者会見に出席した。 同作は東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった福島12市町村を舞台に、実在する12人の移住者たちに着想を得た1話完結のオムニバスドラマとなっている。 第1話の主演を務める「EXILE/FANTASTICS」の佐藤大樹(29)は、南相馬市で馬術競技をメジャーにするため奮闘する役に挑戦。「もし自分が移住するなら?」との質問に「馬に乗る才能があると言われたので、馬のスクールを手伝いたい」と声を弾ませた佐藤。舞台となった福島に向けたメッセージに「僕たちLDHは音楽を通して常に日本を元気にというテーマで活動しているので、今回は僕のお芝居を通して、勇気を与えられたら。自分の夢をかなえるエネルギーであったりとか、背中を押せるような作品になってると思う」と笑顔を見せた。 同じく「もし自身が移住するなら?」との質問に駿河太郎(46)は「移住したらサーフィンしかしなくなっちゃう。抜け出せない人間になっちゃうので、移住しない方がいい」と語った。「東京03」の豊本明長(49)も「景色も空気もきれいだし、もう息をしていれればいいかってくらいになるので、僕も行かない方がいいかな」と苦笑い。 キャンドル作りをきっかけに飯館市に移住する役を演じた北乃も「この歳で移住するなら第2の故郷になるように、町おこしに携われることをしたいと自分の性格的には思うのかな」と語るも「でも移住するなら老後に本当に何もしたくないですね」と吐露した。「もうそこにあるもので素晴らしくて、本当にそこに自分がいるだけで幸せな場所でした。きっと皆さんもロケで行った時に何もしなくても幸せを感じられたということだと思うんです」と撮影を振り返り、福島の魅力を熱弁した。 作品にちなみ、自らの夢を聞かれた大友は「大抵のことはやりつくしてきた」と会場の笑いを誘い「1月1日が誕生日で、69歳になりまして。まさに“ロック”なんですね」とにっこり。「ミック・ジャガーというものすごい目標あるので、やっぱりロックンロールを、ヨボヨボになってもマイクスタンドを振り回して歌っていたいですね」と目を輝かせた。 会見には本田響矢(25)、青木柚(23)、小西桜子(26)渋川清彦(50)らも出席した。
中日スポーツ