【動画解説】能登は少しの雨でも警戒 猛暑は収まるものの、天気は安定せず
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連休中の記録的な大雨の影響で、能登半島では甚大な被害が発生しました。能登半島ではしばらく危険な状況が続くため、天気が回復しても厳重な警戒が必要です。一方、全国的には不安定な天気となりますが、猛烈な暑さはようやく終止符をうたれたようです。
能登半島の輪島市や珠洲市では警戒レベル4の全員避難の状況となっており、いまだ危険な状況が続いています。現在、雨雲はほぼかかっておらず、晴れ間もでており、向こう1週間も晴れる所が多くなりそうです。ただ、27日(金)と28日(土)はやや不安定で、にわか雨があるかもしれない。能登半島では少しの雨でも危険な状況となっているため、晴れてきても油断せず、危ない場所には近づかないようにしてください。
一方、全国的にみると、あす24日(火)と25日(水)は四国や九州、沖縄で雨は降りやすくなりそうです。その後は雨マークがほとんど付いていませんが、不安定な天気となるため、所々で雨が降りそうです。
このように天気は変わりやすいですが、猛烈な暑さについては、今後ほとんどなさそうです。東海や西日本で32℃や33℃まで上がる日はあるものの、朝晩の気温は25℃を下回るようになり、秋らしさを感じられそうです。ただ、北日本や内陸部では朝と日中との気温差が大きくなるため、服装選びなどは気をつけましょう。 (気象予報士・多胡安那)