夜ごはんを作るのが面倒なので冷凍食品を常備しています。温め方に電子レンジとフライパン両方書かれている場合どっちで温める方が節約になりますか?
冷凍食品は簡単に食事の準備ができる便利なアイテムですが、調理方法によっては光熱費がかさむことも。冷凍食品のパッケージに書かれている「電子レンジ」と「フライパン」での温め方法、どちらが節約に効果的なのでしょうか? この記事では、それぞれの方法でかかる光熱費の違いを解説し、節約しながら冷凍食品を楽しむポイントをご紹介します。
電子レンジとフライパン、冷凍食品の加熱にかかる光熱費はどちらが安い?
冷凍食品の温め方には主に「電子レンジ」と「フライパン」の2種類があり、どちらがより経済的か気になる方も多いでしょう。 ■電子レンジの光熱費 電子レンジは設定した時間で集中的に食品を加熱できるため、短時間で調理が完了します。 電子レンジの消費電力は機種によって異なりますが、一般的に500~1500ワット程度です。例えば、5分間の調理なら消費電力はおおよそ0.04~0.125kWhになります。電気代の計算には、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価である31円/kWhを使用すると、約1.24~3.88円となります ■フライパンの光熱費 一方、フライパンで冷凍食品を温める場合、ガス代またはIHの電気代がかかります。フライパンで冷凍食品を温めるには5~10分かかることが多く、一般的に電子レンジよりも光熱費が高くなる傾向があります。ただし、具体的な費用の差は使用する機器の効率や調理時間によって異なります。
電子レンジとフライパン、それぞれのメリット・デメリット
それでは、電子レンジとフライパンでの調理方法の特徴についても見てみましょう。 電子レンジのメリットは時間が短く、素早く加熱できるスイッチを押すだけなので手間がかからないことが挙げられます。一方デメリットは食材によっては水分が飛びにくく、仕上がりがべたつくことがある、焼き目がつかないため、仕上がりの食感に物足りなさを感じることもあるなどです。 続いてフライパンのメリットは、冷凍食品に焼き目や香ばしさが出て、よりおいしく仕上がる、食感が良く、満足感が得やすいなどです。デメリットは温めるまでに時間がかかり、目を離せない、光熱費が電子レンジよりも高くなる傾向があるなどが考えられます。 料理の手間とコストを考えると、光熱費の面では電子レンジが有利ですが、味を重視したい時にはフライパンが向いていることがわかります。