USJ、アルバイト時給を値上げ 4月から、最低1210円に
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社は2日、パート・アルバイト従業員の時給を、4月1日から一律で50円引き上げると発表した。最低時給は1160円から1210円になる。レジャー需要が拡大する中、待遇改善で採用や定着を推進する狙い。 USJでは約1万2千人のパート・アルバイト従業員が勤務している。今回の改定で、4月から正社員となる一部を除き、時給の上限は1540円になる。 社会保険が適用される「レギュラー勤務」への転換も推奨する。非正規労働者の待遇改善を支援する国の「キャリアアップ助成金」も活用し、4月1日までに約460人が転換する予定という。