新車販売で大異変! ホンダ・N-BOX王座陥落のワケ
■気になるスペーシアの納期と売れ筋 販売絶好調のスペーシアだが、納期を心配する声がアチコチから聞こえてくる。何しろジムニーの納期は現在も1年以上と長期化している。 「ウチはトヨタさんやホンダさんとは生産規模が違うので」(スズキ販売店関係者) ただ、週プレが調べたところでは、現時点でスペーシアの納期は2~4ヵ月程度。月販2万台ペースが長く続けば話は別だろうが、1万5000台前後で推移する分には納期の長期化はなさそうだ。というわけで、新車販売総合トップに立ったスペーシアの売れ筋などをスズキ広報部に聞いてみた。 「先代スペーシアは標準とカスタムの比率は半々でしたが、新型ではカスタム比率が高まり標準が4割、カスタムが6割という構成になっています。売れているグレードは標準が『ハイブリッドX』で、カスタムが『ハイブリッドXSターボ』となります」 先代スペーシアはセカンドカー需要が多かったと開発陣は語っていたが、3代目スペーシアも同様なのだろうか? 「セカンドカーとしてご利用いただく方が多いですが、ファーストカーとしてもご活用いただいております」 5月の新車販売で首位に立ったスペーシアだが、2位のN-BOXとの差はわずか578台である。すでに夏のボーナス商戦も始まっており、両社の販売店はバッチバチ。この激アツの新車 販売バトルから目が離せない! 取材・文・撮影/週プレ自動車班 撮影/望月浩彦 写真/時事通信社 写真提供/本田技研工業