500人が選ぶ「好きなブラック缶コーヒー」ランキング! 2位「UCC BLACK無糖」、1位は?
◆第1位:ボス 無糖ブラック(サントリー)
第1位はサントリーの「ボス 無糖ブラック」でした。ボス自体は1992年の発売ですが、当初のラインナップに無糖のブラックコーヒーは存在せず、「無糖ブラック」は7年遅れの1999年に発売されました。 1992年の発売当時から変わらない「パイプをくわえたボス」のイメージイラスト、万人受けする味の良さ、スーパー、コンビニ、自販機とどこでも売っていることを挙げているコメントが多かったです。 サントリーが好きだから。売っている場所が多いから(30代・女性) コクや香りなどコーヒー感がしっかりありながら、すっきりとしたクセのない味わいだから(40代・男性) コーヒーの風味が程よく一番飲みやすいです(20代・男性) パッケージがかっこよく、信頼性を獲得している(50代・男性) コクとキレのバランスがよく軽いテイストながらしっかり味が口の中に残るからです(50代・女性) 最近はスマホゲームやアニメのキャラクターがプリントされた缶が何パターンも販売されているので、コレクション目的で購入されている方も多いのではないでしょうか。
◆コーヒーは「ミルク&砂糖の全部入り」から「無糖」へ
かつてブラックコーヒーは缶コーヒーブランドの中では傍流で、どこにでも売っているような商品ではありませんでした。しかし現在は、コンビニの冷蔵庫を見てもコーヒー飲料の3分の1くらいがブラックコーヒーの商品です。 同じメーカーやブランドから複数種類のブラックコーヒーを発売しており、今回のランキング結果に登場した商品も、みなさんよくご存知のものばかりでしょう。 いまやコーヒー飲料は、ブラックコーヒーが主流になったと言えるのではないでしょうか。 <参考> 毎年6月10日は「BLACK無糖の日」(UCC)
▼久須美 雅士プロフィール
子どもの頃に食べた「懐かしのあの味」から現代のコンビニ商品まで、幅広く実食しているコレクター。約2万1000本のジュース缶を所蔵する清涼飲料史研究家。
久須美 雅士(コンビニグルメガイド)