皇居で「新年一般参賀」が2年ぶりに開催 天皇陛下が「安らかで良い年となるよう願う」とおことば 5年ぶりに1回あたり約2万人の入場者
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皇居では、2年ぶりの「新年一般参賀」が始まりました。 皇居の宮殿前では午前10時すぎから「新年一般参賀」が始まり、天皇皇后両陛下をはじめ、長女の愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、次女の佳子さま、常陸宮妃華子さまが姿を現すと、集まった人から歓声が上がりました。 「新年おめでとうございます。皆さんとこうして新年を一緒に祝うことを嬉しく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や各地で起こった大雨の災害などにより、いまだに御苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろ大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって安らかで良い年となるよう願っております。年の初めにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」 常陸宮さまは高齢のため、負担を考慮して出席を控え、三笠宮家と高円宮家皇族方は去年11月の三笠宮妃百合子さまの逝去を受け、出席を控えられました。 きょうの参賀は、午前に3回、午後に2回行われる予定です。 去年は元日に起きた能登半島地震の被害が大きかったことから新年一般参賀が中止となり、今年は2年ぶりの開催となります。 マスクの着用は求めず、1回あたりの入場者はおよそ2万人で、5年ぶりにコロナ禍前の規模での実施となっています。
TBSテレビ