京都人が推薦「京都でできる貴重な体験」御所人形の絵付け、鎌倉時代から続く礼法、京金網のとうふすくい製作…おすすめ3選
人混みや喧噪を離れ、静かに過ごすことのできるスポットを京都人に伺いました。あなたのひとり旅が充実する場所をご紹介します。
「御所人形 島田耕園人形工房」の絵付け体験
■御所人形の世界に触れ、絵付けする楽しさを体感 -佐々木まなびさん[雨柳(うりゅう)デザイン事務所代表]推薦 平安時代にルーツをもつ京都の伝統工芸、御所人形。その作家の島田耕園さんが主宰する人形工房で、今春改装したことを機に、絵付体験を始めています。「格式のある御所人形に触れて、島田さんの指導で絵付けができる稀な体験。人形は持ち帰って愛でています」と佐々木さん。 <写真>招き猫に絵付けしていく。
筆や絵の具などは用意されています。人形は招き猫を基本に、季節によって干支やこいのぼりなど相談可能です。 <写真>体験は工房2階の多目的空間にて。 【御所人形 島田耕園人形工房】 京都府京都市東山区高台寺二寧坂 営業時間/11時~18時 定休日/火曜(祝日の場合は営業) 料金/絵付け体験33,000円(1名~6名、京菓子とお茶付き、材料費別)、約2時間~。 材料費 例:招き猫5,500円、干支3,300円。 ※開催日時のお知らせや申し込みはホームページから
「弓馬術礼法小笠原流」の礼法体験
■武士の礼法を基本とした品格ある所作を学ぶ -山﨑真紀さん [きもの着付け]推薦 「歩く、座る、お辞儀するなどの基本動作を美しくする理(ことわり)と術を学ぶことができます」と山﨑さん。鎌倉時代から続く「弓馬術礼法小笠原流」の京都教場は梨木神社施設内の和室。体験参加者は、まず基本動作を1時間ほど門人に交じって行います。そのあとは任意参加ですが、食事の仕方など、毎回テーマを替えてのレッスン。暮らしに生かせる礼法に触れる貴重な機会になるはずです。 <写真>最初の1時間、参加者は門人に教わりながら、基本動作を体験する。会場の梨木神社は流派の奉納行事も行われる場。
<写真>月1度の教室には鎌倉から宗家が訪れ、学びのヒントとなるお話を。 【梨木神社 (弓馬術礼法小笠原流の京都教場)】 京都府京都市上京区染殿町680 営業時間/原則第4土曜13時~16時30分開催 ※礼法体験は施設・会場費として2,000円。申し込みはホームページから