左腕クロシェットをトレードで獲得したRソックス「常に強化が必要」更なる先発補強も視野
有望若手4人を対価としたホワイトソックスとのトレードで、待望の剛腕左腕ギャレット・クロシェット(25)を獲得したレッドソックスのブレスローGMは、ウィンターミーティング最終日となった11日(日本時間12日)、テキサス州ダラスの会場で「正真正銘のエース候補を得た感触を得ている。左腕で、空振り率が高く、三振が取れる。そしてまだ若い。独特の腕の角度で剛球を投げる。彼が我々にもたらしてくれるものにエキサイトしている」と、興奮気味に語った。 今季121敗し、再建が急務なホワイトソックスが望んだ4人の有望若手を失ったが、トミー・ジョン手術から完全復帰した今季、自身初の球宴選出を果たし、カムバック賞を受賞した100マイル左腕を獲得。右腕に偏っていた先発陣のバランスが整った。 これで先発の頭数はそろった格好となったが、同GMは「先発の補強は、引き続き可能性を探っていく。ギャレットを獲得して、好感触を得ているが、先発陣の厚みは常に強化が必要なポイントだ」と、更なる先発補強に含みをもたせた。
報知新聞社