大谷翔平がメジャー史上初の43-43達成…今後のさらなる記録ラッシュにも米記者期待「50-50と三冠王は手の届くところにある」
現地8月30日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地チェイス・フィールドで行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、2試合ぶりの43号ソロを含む4打数2安打1打点と活躍。今季43個目の盗塁も成功させており、シーズン43-43に到達したメジャー史上初めての選手となった。 【動画】大谷翔平がレフトスタンドに叩き込んだ43号をチェック! この日、2回の第2打席で死球を受けると、2試合ぶりの二盗を決め、43-43に王手をかけた大谷。そして8回の第5打席では、カウント0-2から4番手右腕ポール・セワルドの3球目フォーシームを捉え、これが打球速度99マイル(約159.3キロ)、飛距離380フィート(約116メートル)を計測する左翼席へのメモリアルな一発となった。 偉才の活躍ぶりを受け、ドジャースのニュースを専門に扱う米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のXを更新。「50-50を達成する勢いだ。現在、43本塁打でナ・リーグ首位、96打点で同2位、打率.294で同5位。ドジャース最初のシーズンで、50本塁打と三冠王は手の届くところにある」と反応している。 また、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、「オオタニが本塁打&盗塁を同時にマークしたのは、これで今季11試合目。歴代のシーズン記録は、リッキー・ヘンダーソンの13試合だ」と速報。全米野球記者協会員(BBWAA)のエリック・スティーブン記者も、今後のさらなる球団記録更新に期待を注いでいた。 「過去に大谷のシーズン43本塁打を上回っているドジャースの選手は3人だけ: ショーン・グリーン 49本(2001年) エイドリアン・ベルトレ 48本(2004年) コディ・ベリンジャー 47本(2019年)」 なお、この試合にドジャースは10対9で勝利。チーム3連勝を飾っている。 構成●THE DIGEST編集部