一度は引退決意した青学出身・吉田祐也、マラソン日本歴代3位のタイムで福岡国際V
陸上・福岡国際マラソン(1日・福岡平和台陸上競技場発着)――来年の世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねて行われ、吉田祐也(GMOインターネットグループ)が日本歴代3位の2時間5分16秒(記録は速報値)で4年ぶり2度目の優勝を果たした。32キロあたりから後続を突き放して独走し、世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)を突破して代表候補に名乗りを挙げた。 【写真】青学大5区の飯田貴之選手にタスキを託す吉田祐也選手(2020年1月2日)
吉田は青学大で競技をやめる予定だったが、4年時の2020年2月に別府大分で2時間8分30秒をマーク。一般企業の内定を辞退し、実業団に進んだ。同年12月の福岡国際で日本歴代9位(当時)の2時間7分5秒で優勝。以降は振るわなかったが、今年2月の大阪で2時間6分37秒と自己ベストを更新して4位となっていた。
(正午の天候=晴れ、気温14・6度、湿度54%、南東の風2・6メートル=スタートは午後0時10分)