チェルシーで苦しむジョアン・フェリックス、「努力をやめない」と奮起を誓う
チェルシーは23日、翌日に控えるUEFAカンファレンスリーグのパナシナイコス戦を前に記者会見を行った。 今夏にアトレティコ・マドリーからチェルシーに復帰しながらも、ここまでリーグ戦5試合1得点と低調のFWジョアン・フェリックスは、「夢を実現するために努力をやめない。時間の問題だと思うし、僕は自分の価値を知っている。いつかその時が来るだろう」と、先発出場が予想される同試合を前に奮起を誓った。 今季のプレミアリーグでは、第8節を終えた時点で未だ先発出場のチャンスが与えられていないフェリックスだが、エンツォ・マレスカ監督は「ジョアンはよくやっている。私が言えるのは良いことだけだ」と、ポルトガル代表FWへの信頼を口にした。 そのうえで指揮官は「残念ながらプレーできない選手は他にもたくさんいる。彼らの調子が悪いからではなく、いまプレーしている選手たちがとてもうまくやっているんだ」と口にし、チーム内に厳しい競争があることを強調した。 「ジョアンがやらなければいけないことは、いままで通りに仕事を続けることであり、近いうちにもっとチャンスを与えることができればいいね 」 また、フェリックス自身も「チェルシーと契約する前にエンツォと話をした。僕にとって嬉しいことを言ってくれたし、監督のサッカー観やプレースタイルが好きだ。競争が厳しいことは分かっているが、僕はサッカーをするためにここにいる。自分に何ができるか、そしてどのようにチームを助けられるか知っている」とスタメン奪取に自信を見せた。