見どころたくさん!東京・玉川上水をたどるハイキング②三鷹から玉川上水駅へ
いよいよ本区間クライマックス。上水小橋で玉川上水を間近に
本区間も、いよいよクライマックス。右手に線路の架線が見えてきて、野火止用水緑道と合流。上水小橋(じょうすいこばし)に降り立つと、玉川上水の水面を間近に見ることができ、清流復活事業による再生水が流れ出ているのも確認できる。ちなみに正確な場所は不詳だが、付近から分岐する野火止用水にも清流復活事業による再生水が流れており、東村山、埼玉県の新座、志木へとはるばる流れていく。 一方、多摩川から流れてきた原水は、この上水小橋近くの小平監視所から東村山浄水場へと送られるそうだ。そしてその一部は、本区間のはじめに通ってきた境浄水場へと送られ、都民の水道水に利用されているのである。 上水小橋からは右岸に渡って緑道をしばらく歩けば、モノレールの高架が延びる玉川上水駅南口に到着する。駅名にもなっているだけあって、南口のすぐ目の前に玉川上水が流れている。 ここから先は、いよいよ羽村堰までの最後のパートになるが、次回紹介することとしたい。
コースの紹介
コースタイム:約3時間30分 行程:三鷹駅・・・境橋・・・小金井橋・・・東橋・・・喜平橋・・・鷹の橋・・・小川橋・・・玉川上水駅 総歩行距離:約13,500m
文・写真=中島タツヤ