“全試合フィニッシュ勝利”の怪物ラフモフ、遂にタイトル挑戦！©️UFC

　12月7日（日本時間8日）に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される総合格闘技イベント『UFC310』のウェルター級タイトルマッチにて、同級3位のシャフカット・ラフモフ（29=カザフスタン）が王者ベラル・ムハマッド（36=米国）に挑戦することが決定した。主催者が13日に発表した。 【動画】“全勝の怪物”ラフモフ、戦慄のフィニッシュシーン！ 　ラフモフはキャリア18戦全勝で全てフィニッシュ（8KO・10一本）のパーフェクトレコードを誇るウズベキスタンの強豪。14年にプロデビューし19年にはM-1 Globalウェルター級王座を獲得。20年にUFCに参戦し現在UFC6連勝中。昨年12月の前戦では、スティーブ・トンプソンに2R一本勝ちを収めた。 　対するムハマッドは今年7月『UFC304』の同級タイトルマッチで、当時の王者レオン・エドワーズを判定3-0で撃破し新王者に輝いたばかり。怒涛のテイクダウン、執拗なまでのグラウンドワークでストライカーのエドワーズを完封した。19年9月に佐藤天から一本勝ちを奪うなど、現在10連勝（途中一つの無効試合あり）と波に乗っている。 　カザフスタン人初のUFC王者誕生となるのか、それともムハマッドの初防衛成功なるか、注目の一戦だ。