受験生も応援 奈良・安倍文殊院で酉年の「パンジージャンボ花絵」
受験生も応援 奈良・安倍文殊院で酉年の「パンジージャンボ花絵」 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
奈良県桜井市にある安倍文殊院で、来年の干支「酉」にちなんだ「パンジージャンボ干支花絵」が公開されており、多くの人でにぎわいをみせている。 エサから一転人気者に 天王寺動物園「幸運のニワトリ」話題
8000株のパンジーを職員が手作業で
この花絵は、今から約20年前から開催されている恒例のもので、同院の職員がていねいに手作業で植えているという。この絵に使う色とりどりのパンジーはおよそ8000株にものぼる。 そして、同院は「学問成就の寺」として知られており、絵には葉ボタンで植えられた「合格」の文字も。この絵が見られる高台への道には「合格門」が設置されており、そこで手を合わせてから高台へ行き、再び手を合わせる人の姿も見られた。 橿原市内から来たという40代の女性は「娘が受験なので、やはりここでお願いしようと来ました。自分の希望のところに合格してもらいたいので、がんばってほしいです」と話していた。 同院の公式サイトでは、この花絵がライブカメラで見られるほか、花枝の年賀状画像の提供も行っている。