老後のために目指したすっきり暮らし。50代のうちに処分してよかったもの2つ
体力や気力があるうちが「片づけどき」
もしも、今回紹介したものが、邪魔にならない、管理もできているという場合はいいのですが、収納からはみ出していたり、それがあるせいで動きにくかったりするなら、整理を考えてみる価値はあります。 60代以上でもできたかもしれませんが、捨てるのが苦手なうえに、持病もあって体力にも自信がなかった私は、早めに整理しておいてよかったと思っています。ものが多いと分かったままなにも変えられないでいる暮らしは、しんどかったですから。 早めにとりかかったことで判断力もつき、書類や写真や着物など、仕分けが難しいものの整理もしやすくなりました。これは予想していなかった効果で、うれしかったです。 捨てるのが苦手なまま年齢を重ねてきても、片づけはできるし身軽な暮らしは目指せるということも、わかりました。このときすでに50代後半でしたが、アドバイザーの資格を取って整理収納の手順や利点を伝えたいと思ったのも、その頃でした。 「やろう!」と思ったときが始めどきです。体力気力があるうちに、手放しにくいものの整理に取りかかり、これから先の暮らしをラクにしていきましょう。
原田さよ