Jojo Whilden/ HBO

私たちにとって20代は、お金に関する間違いに気づく時期だ。 しかし、30代間近になっても、お金にまつわるウソに騙されることがある。 【全画像をみる】30歳までに気付いておきたい、お金に関する15のウソ ここで紹介する15のウソに用心しよう。 私たちにとって20代は、試行錯誤と失敗、そして失敗からの学習を通じて、克服すべきあるいは避けるべき、お金に関する間違いに気づく時期だ。 しかし、30代間近になっても、私たちはいまだに自分で自分の邪魔をしたり、お金にまつわるウソに騙されることがある。 ここで紹介する15のウソに用心しよう。

1. 給料さえよければ、嫌いな仕事でも続けたほうがいい

30歳にもなれば、誰ひとりとしてストレスに満ちていて、人生を苦痛で満たすような仕事を続けるべきではない。ときには単純に見切りをつけて、仕事をやめる勇気をもつべきだ。 インスピレーションがほしい？　それなら、ウォール街での高給職に背中を向けた若い女性の話を読んでみよう。彼女は14時間労働の日々が数年間続き、ストレスで肥満になり、燃え尽き、つらい思いをした。 「新しい仕事［非営利団体の資産管理］に就いて数カ月が経ち、生活が豊かになった。今は、しっかりと呼吸し、微笑み、健康な食事を心がけながら、自分の将来について前向きに考えるように努力している」と彼女は書いた。 「転職で収入が30％減った。少ない給与を受け入れる選択をしたことを褒められたいとは思わないが、それを犠牲とも見なしていない」

2. 見て見ぬふりさえしておけば、お金の問題もそのうちどうにかなる

経済的な危険信号が現れたときにそれを無視するのは最悪の選択だ。 小さな数字を見るのが怖いと感じても、銀行口座の残高を確認すること。クレジットカードの支払通知書もしっかりと読み、会社の福利厚生、たとえば企業DCのマッチング拠出などを活用しよう。 破産したなら、それを自覚して、自分の責任として受け入れる。それが、本当の意味で状況を変える唯一の方法になる。

3. 自分が何をしようと、結局は銀行や取り立て業者の好きにされてしまう

人生には、ときには問題が発生し、場合によっては銀行から、最悪の場合には借金取りから圧力を受けることもあるかもしれない。 だが、流されてはいけない。交渉を通じて、金利、自動車保険額、サブスク料金、銀行手数料などを下げることは可能だ。そのような交渉は、自分の口座をしっかりと監視し、相手の「ノー」を受け入れない態度を示すことでやりやすくなる。 信じられないなら、22万ドル（約3300万円）の借金を交渉の力で7万ドル（約1050万円）にまで減らしたケニー・ゴールド氏の話を参考にしよう。