「つらいことから逃げないで戦って」 小林唄・和田彩未両選手 母校でパリ五輪を報告【長野】
アーティスティックスイミングでパリオリンピックに出場した小林唄選手と和田彩未選手は、現役大学生です。 母校の高校でオリンピック出場を報告しました。 長野南高校で在校生に迎えられたのは、長野市出身の小林唄選手です。 現在、大学4年生、なんと3日から教育実習で、母校の学び舎に来ているそうです! ■小林唄選手(長野南高校出身) 「これから学校で見かけると思いますが、その時は声をかけて、仲良くしてください!」 アーティスティックスイミングの日本代表として先月のパリオリンピックに出場しました。チーム種目の一員で挑んだ初めての舞台は総合5位でした。 ■小林唄選手(長野南高校出身) 「私は努力は報われるとは思わないけど、何か頑張っていたら、誰か見てくれる人はいると思います、続けることってすごく、大事なのでつらいことから逃げないで、戦ってほしいなって思います」 一方、チームメイトで千曲市出身の和田彩未選手は、おととし卒業した上田西高校を訪れ、オリンピック出場を報告しました。 アーティスティックスイミングのチームは、テクニカル・フリー・アクロバティックの3部門を、3日連続で演技しポイントを競います。 連日、競技に挑んだ時の心境を明かしました。 ■和田彩未選手(上田西高校出身) 「試合は3日間ということもあり、一日一日を引きずって次の試合に臨むことは出来ません。そのため一日一日しっかり頭を切り替え、あきらめずに最後まで戦ってきました」 貴重な選手村の裏話も披露しました。 ■和田彩未選手(上田西高校出身) 「私は選手村の食事は割と好きな方でした。焼き鳥のようなお肉があって私はそれを毎日食べていた。ダンボールベッドは、固いという印象はあったんですが、2週間過ごすうちにそのベッドにも慣れてしっかり寝ることが出来ました。ただ選手村にはエアコンがなく暑いという人もいたと思います」 また、コロナ禍で大会が無くなった高校時代を振り返り、諦めない気持ちの大切さを後輩たちに伝えていました。