大宮、杉本健勇の決勝弾で劇的白星! 好調・福島が上位対決を制して3位浮上/J3第18節
2024明治安田J3リーグ第18節が22日と23日に行われた。 首位を快走する大宮アルディージャは、ホームでFC琉球と対戦。22分に市原吏音が試合の均衡を破ると、61分に追いつかれたものの、直後にアルトゥール・シルバの5試合連続ゴールで勝ち越しに成功する。すると後半アディショナルタイム2分、PKで琉球に再び追いつかれたが、試合終了間際に杉本健勇が値千金の決勝ゴールを挙げ、3-2で打ち合いを制した。 【試合ハイライト動画】杉本健勇が劇的勝ち越し弾! 大宮 3-2 琉球 戸田和幸前監督を電撃解任したSC相模原は、高橋健二ヘッドコーチの暫定指揮で好調の松本山雅FCと対戦。前半に樋口大輝の2ゴールを浴びて追いかける展開となったものの、51分に伊藤恵亮、56分に牧山晃政がゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻す。そして後半アディショナルタイム3分、伊藤が再びスコアブックに名前を刻み、相模原が逆転勝利を収めた。 カターレ富山もAC長野パルセイロに大逆転勝利。後半開始早々に2点ビハインドとなったものの、怒涛の反撃で3点を奪い返し、3-2で3試合ぶりの白星となった。 テゲバジャーロ宮崎vsカマタマーレ讃岐は土壇場でドロー決着。22分までに宮崎が2点を先行したものの、72分と76分の得点で讃岐が追いつく。後半アディショナルタイム1分に宮崎がPKで勝ち越したものの、その4分後にオウンゴールで讃岐が追いつき、3-3で勝ち点「1」ずつを分け合った。 FC岐阜も打ち合いを制してガイナーレ鳥取を撃破。52分に試合の均衡を破った岐阜は、56分と61分に追加点。81分と85分の連続失点で鳥取に1点差まで詰め寄られたものの、90分に山内寛史がトドメを刺し、4-2で勝利した岐阜が今季2度目の連勝を収めた。 福島ユナイテッドFCは後半序盤の2得点でFC大阪との上位対決を制して3連勝を収め、直近8試合で7勝1敗となった。アスルクラロ沼津は終盤の3得点で奈良クラブを下し、2試合ぶりの白星で2位をキープした。 ツエーゲン金沢vsギラヴァンツ北九州は大雨の影響により、水を大量に含んだ劣悪なピッチコンディションでの開催に。19分に金沢が先制したものの、60分に北九州が追いつき、1-1の痛み分けに終わった。 FC今治は最後まで1点が遠く、いわてグルージャ盛岡を相手にスコアレスドロー。ヴァンラーレ八戸はY.S.C.C.横浜との接戦を1-0で制して5試合ぶりの白星を掴んだ。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。