34歳、ゲレンデを買う──細かい不満を解消する(Vol.8)
29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからメルセデスの“ゲレンデ(Gクラス)”を購入することに。はたして、“跳ね馬”の次はいかに? 【写真を見る】わが愛車の不満箇所(11枚)そして、改善策を見よ!
カップホルダーが使えない!?
G350ブルーテックに乗り始めてから、ちょっとした不満がふたつあった。ひとつは、フロントシートまわりに、しっかりとしたカップホルダーがない点。 リヤシートには、フロントセンターコンソール後端にふたつもカップホルダーがあるものの、フロントシートは助手席側に格納式タイプが1点あるのみ。 ただし、バスケットゴールネットのような形状だけに、安定性は芳しくない。蓋付きのペットボトルはいいが、開栓済みの缶飲料は危なくておけない。普段、缶タイプのエナジードリンクを多飲するだけに困る。 一応、助手席側グローブボックスの裏蓋にもカップホルダーはあるものの、浅すぎて安定性は悪い。蓋付きのペットボトルですら置くのをためらわれる。 そこで、わがG350ブルーテックの主治医であるエスアンドカンパニーの鹿田能規代表に相談すると、さすが長年Gクラスを所有しているだけあって「イイのがあるで!」と、即答。僕と同じく、カップホルダーで悩んでいるGクラスユーザーは多いそうだ。 勧められたのは、京都の「エスエイチコーポレーション」が手がけるW463専用のカップホルダーだ。ダッシュボード左右のエアアウトレットにピッタリ装着可能で、インテリアデザインを崩さない。純正部品同等のシボ加工を施している。 しかも未使用時は折り畳むことで、乗降を妨げないのも良い。なお、ドリンク以外にスマートフォンを置くのにもピッタリ。2015年式のG350ブルーテックはApple CarPlayに対応していないので(2017年式から対応)、Google Mapを見るには、スマートフォンをどこかに置かなくてはならない。ダッシュボード上にスマートフォンフォルダーを設置するのは避けたかったので、自分のiPhoneを置けるようになったのは嬉しい。