スマートウォッチ出荷台数、世界トップはファーウェイ IDC調査
スマートウォッチ出荷台数の世界トップメーカーはどこか――。調査会社IDCによるスマートウォッチの調査で、華為技術(ファーウェイ)の今年1~9月出荷台数が昨年トップのアップルを抜き1位になったことが明らかになった。 【関連写真】スマートウォッチの世界出荷トップ5 ファーウェイのスマートウォッチは1~9月に2360万台を世界で出荷。2位となったアップルは2250万台だった。市場シェアはファーウェイが16.9%、アップルが16.2%となる。 ファーウェイは、自動で血圧測定できるヘルスケア重視のスマートウォッチをはじめ、サファイアガラスのディスプレーで高級感を演出したモデルなど、カジュアルからビジネスまで使える幅広いラインアップに強みを持つ。低価格モデルも取りそろえることで購入の敷居も下げているほか、日本国内では、クラウドファンディングを活用して売り出すなどマーケティングを兼ねたさまざまな施策を打っている。 世界規模でラインアップ拡充を進めていることもあり、昨年1~9月の出荷台数との比較で44.3%伸ばしている。逆に2位のアップルは12.8%出荷台数を減らす結果となっている。 ファーウェイは「今年の第1四半期から第3四半期にわたって一貫してグローバル市場で首位を獲得したことは、業界における存在感と影響力を表している」としている。
電波新聞社 報道本部