スパイスカレーをたくさん作る方法は? スパイス料理研究家・印度カリー子がアドバイス! 合言葉は「基本倍量、水以外!」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月6日(火)の放送では、スパイス料理研究家の印度カリー子さんが登場。スパイスカレーの魅力や上手に作るコツなどを語りました。
◆“スパイスカレー”一番の魅力
現在27歳のカリー子さんが本格的にカレーにハマり始めたのは“8年前”。それ以前はスパイス自体が苦手だったそうですが、「19歳のときに目覚めてからすべてが変わりました」と言います。 また“どんな食材でもおいしいカレーになること”がスパイスカレーの一番の魅力と言い、「私たちが慣れ親しんできたカレールーって、どんな食材をつかっても“ルーの味”になっちゃうんですけど、スパイスからカレーを作るときは“食材の香りを立てること”を一番大切にしながら作るので、例えば、チキンカレーとポークカレーでは味わいが全然違いますし、野菜だけでもおいしいカレーが作れます。そこが魅力ですね」と熱弁します。
◆「ナツメグ」は洋食格上げモンスター!?
7月28日(日)には著書「もう余らせない!おのこりスパイス5種でリピ決定おかず」(主婦と生活社)を発売したカリー子さん。そこで、れなちが「一番余りがちなスパイスは何ですか?」と尋ねると、カリー子さんは“ナツメグ”と回答。 「“ナツメグってハンバーグ以外に何に使うの!?”というスパイスですが、私はナツメグを『洋食格上げモンスター』と呼んでいます(笑)。食材でいうとチーズやベーコンなどと相性がいいんですけど、ハンバーグ以外でも洋食なら何でも合います!」と太鼓判を押します。 そして、番組リスナーからもカレーに関するお悩みメールが届き、そのなかでも「たまにスパイスカレーを作るのですが、少量しか作れません! 量を増やそうと水を加えるとシャバシャバになってしまいます……」とのメッセージを紹介すると、「水以外のすべての材料を2倍にして作ってください」とカリー子さん。 食材が増えるぶん食材から出る水分も増えるため、そこから水も倍量にしてしまうとカレーがビチャビチャになってしまうと言い、「なので“基本倍量、水以外”で作っていただければ、おいしくいっぱいできると思います!」とアドバイスを送っていました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年8月6日(火)放送より)