玉川徹氏 ドジャースの大谷への対応批判「不信感持ってる。そういうことするチームなのか」 負傷の左肩軽症と発表も、手術に
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が8日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。大谷翔平選手をめぐるドジャースの対応を批判した。 【写真】ド軍奥さま会 やっぱり真美子さんは謙虚ポジ 控えめなのに際立つ存在感 番組では、大谷が痛めていた左肩の手術を行ったことを特集。ワールドシリーズ第2戦で二盗を試みた際に負傷し、当初「左肩亜脱臼」と発表し軽症とされていたが、今月5日に「関節唇損傷」で修復手術を受けたことを明らかにした。 玉川氏は球団の対応について「ちょっと不信感を持ってるんですけど。大谷ほどの選手に、いくらでもお金をかけて診察できるような体制があって、亜脱臼と脱臼、分からないもんですかね?」と首を傾げた。 リモートで出演した野球医学の専門家の馬見塚尚孝氏は「違いを診断するのは難しくないことですから。最初から脱臼もあって、MRIも撮られて、予定通り手術をしたんじゃないのかなと」と当初から「脱臼」だと推測した。 「亜脱臼と脱臼の峻別がつくということであれば、脱臼だって分かってたのに、亜脱臼って発表して、プレーしたことになりますよね。そういうふうなことをするチームなのかと。分かりますよ、ワールドシリーズの優勝かかっているというのは。やはり、けがした後の大谷さんを見てたら、無理してプレーしているのが素人目から見ても明らかだったじゃないですか。万全じゃないのは分かってる」と球団の対応を批判した。 ドジャースのゴームズGMが「(ワールドシリーズ中で)我々の頭にあったのは『次の数試合を乗り切らないと』だったから。大谷の意見にはどんなことでも反対はしない」などと話していたことを紹介。 玉川氏は「今まではずっとそうだけど、大谷さんは出るっていうわけですよ。きっとね、けがしてても。そういうのをドジャースは止めてくれるんじゃないかと思ったけど。GMの発言を見てても、大谷の意見にはどんなことでも反対しないって言ってるんですね。シーズンの途中だったら、まだまだ先があるから言うってことですよ。残り3試合で優勝がかかって居るときには本人が出たいっていえばそれでいいんだってことだと思うんですね」と、大谷のけがの状態を把握していたうえで、強行出場を認めた可能性を指摘した。 「で結局手術じゃないですか、こういうもんなんですか、メジャーっていうのは?」と不満そうにしていた。