高値警戒感の根強い日本株市場で見直し買い必至の3銘柄
今週に入って日経平均株価は何度か3万6000円の大台を超えてきた(撮影:梅谷秀司)
1月19日の東京株式市場は、前日の米国株市場での半導体関連株上昇を好感して、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など日経平均株価への寄与度の高い値ガサ株が買われた。日経平均の上昇幅は一時、前日比600円を超えて3万6000円台に乗せる場面もあった。終値は同497円高の3万5963円と、4日ぶりに大幅反発。バブル後の高値を更新した。 来週(22~26日)は、短期間で急上昇したあとだけに高値警戒感が根強く、ささいなマイナス材料でも株価が大きく下振れする懸念がある。30~31日開催の次回のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)を前にして、やや前のめり気味の利下げ期待感に後退ムードが浮上すれば、日米の株価が同時に反落する可能性も否定できない。 来週の日経平均の想定レンジは3万5300~3万6200円とする。
本文:2,138文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
冨田 康夫