【SCOOP!?】2スト並列4気筒のヤマハ「RZ500」が登場!? これが昭和のヤングマシンスクープ記事だっ!
ARシリーズが発展? カワサキ
カワサキはナナハンクラスにスペクターを登場させたが、そのパワーユニットを使ったグランツーリスモを出すだろう。それはスペクターがアメリカンスタイルなのに対して、シャフトドライブのヨーロピアンスタイルで、発売される可能性は高いと思われる。スタイルは、カワサキで初めてのフルカウル付き(昨年のモーターショーで発表されたターボモデルのような)となる可能性大だ。 ──KLX250の予想イラスト。実際にKLXの名が世に出たのは1993年だ。 とにかく評判のいいGPはシリーズを広げ、中身も充実させる。 可能性としてはZ400・550GPは、d.f.i.付きとなり、スタイリングはカウル標準装備となり、アンチノーズダイブやオイルリザーバータンク付となることが想像される。またカワサキらしいのはベルトドライブの採用で今年の4時間耐久にベルトドライブのZ400が2台も出場していたし、そのうちの1台はアンチノーズダイブを付けていたことなどから、開発は進んでいると思われる。同時にZ250GPも考えられる、古くなった250FTが全面モデルチェンジ。DOHCツイン搭載となるのは確実だ。 海外で発売されていて、国内発売を待つものにAR125がある。もし、ARが秋に発売されると2スト125戦争に火が付くことが予想される。 そしてこのARも、RGやRZのようなラインナップ化をすると思われ、当然AR250が考えられる。これは、2ストローク水冷ツインだとすればKRのエンジンレプリカでタテ置き、シングルならKXの水冷エンジンだろう。 オフロードでは、KL250がモデルチェンジしてユニトラックサスとし、エキゾーストの取り回しを変えてくるだろう。 もう1台、AE125がARのパワーユニットを使って作られているらしく、変わったところでは、フロントにオフロード初のディスクブレーキが付きそうだ。KXモトクロッサーの公道バージョンと言っても過言ではない。 ──AE125の予想イラスト。 ──1982年10月号の実際の誌面 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。