家族で東京駅から伊豆に旅行することになりました。海が見える席を予約したいのですが、左右どちらがよいですか?
列車で東京駅から伊豆へ向かう際に、海が見える座席を予約したいと考える方もいるでしょう。本記事では、東京から伊豆に向かう際に海が見える座席の方向を紹介するとともに、海を眺めながら伊豆までの旅を楽しめる列車を紹介します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
東京から伊豆に向かう際に海が見えるのは?
家族で東京駅から伊豆へ旅行する際に海が見える座席を確保したいなら、進行方向の左側を選ぶのがおすすめです。 東京を出発して小田原駅を過ぎると、一面に美しい海が広がり絶景が楽しめます。広い海の絶景は、旅行の楽しさを一層引き立ててくれるでしょう。伊豆の魅力を感じられる瞬間でもあるため、伊豆へ旅行する際は進行方向左側の席を予約して、素晴らしい海の景色を満喫しましょう。
海を眺めながら伊豆に旅する列車
青い海と豊かな自然に囲まれた伊豆半島は、リフレッシュするのにぴったりの旅先です。伊豆への旅をさらに特別なものにしてくれるのが、海沿いを走る列車での移動です。ここからは、海を眺めながら伊豆に向かう電車の種類を紹介します。 ■サフィール踊り子 東京から伊豆・下田への旅を、上質で優雅な気分にしてくれるのが、2020年3月に運行を開始したJR東日本の観光特急列車「サフィール踊り子」です。サフィールとはフランス語でサファイアを意味し、青く輝く伊豆の海と空の美しさをイメージしています。 4号車にはオープンキッチンのカフェテリアがあり、食事や飲み物をオーダーできるのも魅力的です。なお、運賃は座席の種類と行き先によって異なります。東京から伊豆急下田行きの1号車プレミアムグリーン席は大人1名で1万2460円、5~8号車のグリーン車の場合は1万60円です。 ■特急「踊り子」 特急「踊り子」は40年以上にわたり、伊豆の旅のロマンを乗せて走ってきました。車窓の風景が多様に変化し、特に海側の席(A席側)からは、美しい海岸線や打ち寄せる白波などの海風景を存分に楽しめます。 車両設備は、全車の座席窓側にコンセントが付いており、スマートフォンやタブレットなどが充電できます。また、1、9号車には荷物置き場が設置されており、スーツケースを持ち込む際にも便利です。 さらに3号車には、リラックスできるフリースペースも用意されています。東京駅から伊豆急下田駅までの特急券料金は2180円ですが、在来線チケットレス特急券を利用すると1410円とお得になります。乗車券の価格は、紙のきっぷで4000円、ICカード利用で3997円です。 ■THE ROYAL EXPRESS JR横浜駅と伊豆急下田駅を結ぶ「THE ROYAL EXPRESS」は、2017年に運行を開始した観光列車です。国内で最大級となる8両編成を誇り、1・2号車の「ゴールドクラス」と7・8号車の「プラチナクラス」と、2つのクラスが用意されています。 料金はプランによって異なりますが、全行程の鉄道運賃や列車内サービス、食事代、宿泊料金などが含まれています。「開国港街 下田クルーズプラン」で1泊2日するコースは、1人あたり19万3000円から設定されています。 ■リゾート21 熱海から伊豆急下田区間で海を眺めたい場合は、「リゾート21」がおすすめです。自由席かつ普通運賃で乗車でき、現在運行している車両は「黒船電車」と「キンメ電車」の2種類があります。 リゾート21の車両は、伊豆の魅力をPRする役割も果たしています。運行はそれぞれ1日2~3便ほどで、自由席は人気のため早い者勝ちです。なお、熱海から伊豆急下田までの運賃は片道2020円(IC運賃は2017円)と、気軽に海の景色を楽しめます。
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