DAIWAの大人気シーバスロッド「モアザンブランジーノEX AGS」を全機種投げてみた!それぞれの特徴を徹底解剖!!
87LML– URBAN SIDE CUSTOM –
まずは港湾系のショートロッド。87LMLと87MLはどちらも大野さんのモデルではあるのですが、この87LMLアーバンサイドカスタムと言えば、初代モデルから港湾ロッドの代表格として君臨しています。今回のモデルはマジデヤバイ…。 最大の売りは、シーバスロッドにしてアンダー100gを達成しているという超軽量仕様である事。特にバチ抜け等で5g前後の小型のルアーを扱う際に驚異的な操作性を誇ります。コレは気持ちいい…(笑)。 ◆キャスト キャスト面では、軽くスナップで振るだけで、ロッド全体が曲がりこみ、尚且つ超シャープに収束するため、軽い力で軽量~中重量ルアーが気持ちよく飛んでいきます。逆に重量級ルアーをフルキャストで飛ばすには向いていません。 ◆ルアー操作 ルアーの扱いにおいては、優しいティップがルアーを暴れさせることなく、簡単に小型シンペンのラインスラックを維持してくれます。一方、ルアーを積極的に操作する場合はティップが入る分、抵抗の大きいルアーは扱いにくくなります。例えばミニエント57Sをジャークした場合、十分対応はできるのですが、ジャークにひとテンポ遅れてルアーがダートするイメージです。 ◆オススメシチュエーション 足場が低めのテラスや、ウェーディングでのバチ抜け・アミパターン。特に小型ルアーを扱う可能性が高いクルクルバチのタイミングでは、最高だと思います。また、ジグヘッドワーム等、フィネスな釣りには持ってこい! ◆岡本的に使いたいドンピシャルアー スライ95F、キャロット72S(DAIWA)、ビーフリーズ65(ラッキークラフト様)
87ML- URBAN SIDE CUSTOM 03[Orbit 3]-
さて、オービットスリー。こちらは、87LMLと同じレングスながら、ルアーの操作に特化したモデルになっています。もちろん大野さんモデル。 ◆キャスト 87LMLよりもティップがパッツっと張っていますが、しっかりとバットが曲がりこむレギュラーテーパー。しっかり振りぬくと、振りぬくだけ気持ちよく飛んでいきます。また、短いバットが邪魔にならず、バックハンドやピッチングもやりやすいですね。特に15g前後が気持ちいい! ◆ルアー操作 ともかくルアー操作がしやすい!ミニエント57Sのジャークをしていると、気持ちよすぎて、魚影の無い冬の博多湾で数分経っていまし(笑)。それでいて、通常の巻きの釣りも十分こなせます。87LMLがフィネス特化の競技ロッドとすれば、87MLはショートロッドの万能選手といった感じでした。 ◆オススメシチュエーション こちらは港湾ストラクチャーのミノー・バイブゲームを中心に、ウェーディングでの万能ロッドとしてもオススメ。小規模河川をこれ一本で遊ぶのも良いですね。 ◆岡本的に使いたいドンピシャルアー ミニエント57S、ガルバ73S(DAIWA)、プガチョフコブラ90(ima様)、ワンテンjr(メガバス様)