「ピッチから遠ざけた」遠藤航、苦戦原因は思わぬ選手の台頭!?現状打破の鍵は「役割を果たせると証明すること」【海外の反応】
リバプールに所属する31歳の日本代表MF遠藤航は、アルネ・スロット監督の新体制になって以降、ほとんどプレー出来ていない。その大きな原因は、リバプールのオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが予想外の台頭をしているからだと、英メディア『アンフィールド・ウォッチ』が見解を示している。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 遠藤は昨季、リバプールのユルゲン・クロップ前監督のもとでも序盤に過小評価を受けて出場機会は少なかったが、今回ほどではなかった。今季開幕戦から中盤で起用されたのは2023年9月からリバプールに在籍する22歳のフラーフェンベルフで、昨季は途中出場も多く、主力ではない選手だった。しかし、イプスウィッチ・タウン戦でアピールに成功すると、出場した全ての試合でフル出場を果たしている。一方で遠藤は、今季の公式戦6試合で2分間しかプレー出来ていない。 その原因について、同メディアは「年齢が要因かもしれないし、スロット監督が彼の能力にあまり満足していない部分があるのは明らかだが、シーズン開幕からフラーフェンベルフがスター選手として台頭したことが、この日本人ミッドフィールダーをピッチから遠ざける上で決定的な役割を果たした」と分析している。そして、現状打破の方法としては「与えられた時間を有効に活用し、フラーフェンベルフの役割を適切に果たせることを証明する必要がある」とアドバイスした。遠藤は現地時間25日に行われるEFLカップ(カラバオ・カップ)3回戦のウェストハム・ユナイテッド戦で先発起用されることが予想されており、この試合で十分にアピールすることが重要になりそうだ。
フットボールチャンネル編集部