【開幕特集】今オフは各ポジションに即戦力を獲得…優勝を目標に掲げるC大阪、アジアカップでも活躍したDF毎熊晟矢に注目 | J1リーグ
2024シーズンの明治安田J1リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
昨季は、シーズンを通じて安定した闘いぶりを見せていたが、最終的には9位でフィニッシュ。特に失速したシーズン終盤は、得点力不足に陥った攻撃面で試行錯誤したが、結果に結びつかなかった。 優勝を目標に掲げる今季、目標達成に向けて各ポジションに即戦力を獲得した。前線にはアトレチコ・パラネエンセからヴィトール・ブエノ、北海道コンサドーレから田中駿汰とルーカス・フェルナンデス、左サイドバックに登里享平を獲得。就任4シーズン目に入る小菊昭雄監督体制で悲願のJ1初制覇に挑む。
注目選手紹介:毎熊 晟矢
生年月日:1997年10月16日(26歳) 昨季成績:31試合1得点 日本代表としてアジアカップのメンバーに選ばれ、ベスト8という消化不良の結果に終わった日本の戦いぶりの中で、最も明るい話題を提供したのは、間違いなく、この男だった。 今大会を通じて日本の右サイドバックの主力に台頭し、的確なポジショニングとタイミングの良い攻撃参加でサイドバックとして攻撃面で違いをもたらせるセンスは申し分ない。 チームのストロングでもあるサイド攻撃をより機能させていくためにも今季から背負う2番の活躍が欠かせない。
注目選手紹介:香川 真司
生年月日:1989年03月17日(34歳) 昨季成績:34試合2得点 セレッソに帰ってきた昨季は、本職のトップ下ではなく、ゲームを組み立てるボランチとして、リーグ全試合に出場。歳を重ねていく過程で、また新たなプレーぶりを開拓する実りのあるシーズンになった。 ただ今季は、新戦力の平野佑一や田中駿汰が加わって、ボランチの選手層の厚みがアップ。桜の背番号8が、どこで起用されるか注目が集まるとともに、前線により近い位置で攻撃のアクセントを加える姿にも期待したい。
注目選手紹介:田中 駿汰
生年月日:1997年05月26日(26歳) 昨季成績:34試合4得点 大卒のプロ1年目から在籍してきた北海道コンサドーレ札幌を離れる決断をした田中駿汰は、自身の出身地でもある大阪の桜色のクラブで新たな挑戦に挑むシーズンになる。 札幌では3バックの一角としてビルドアップに貢献してきたが、4バックを採用する新天地では、本人の希望もあってボランチやアンカーが主戦場に。また背番号10を着用し、攻守のバランサーとしてどんなプレーを見せてくれか楽しみだ。