怪しい出品にご注意を、Amazonマーケットプレイスで販売者を確認する方法
Amazonのウェブサイトに明らかに疑わしい商品の出品が増加しています。筆者が確認したものでは、人気ゲーム機「Nintendo Switch」が1,560円(2017年4月27日2時現在)という破格で販売されており、果たして本当にこの価格で定価2万9,980円もする同製品が手に入るのか、疑わざるを得ません。 なぜ、便利なはずのAmazonでこのような疑わしい商品が並んでいるのか。その背景には、「Amazonマーケットプレイス」という販売システムの存在があります。今回は、Amazonで商品を購入する際の注意点についてまとめます。
Amazonで商品を購入する際には、まず販売者の確認を
Amazonを頻繁に利用されている方であれば良く知られていることですが、Amazonで売られている商品は、すべてAmazonが販売・発送しているというわけではありません。Amazonには外部の企業や個人が販売者として商品の販売をすることができる「Amazonマーケットプレイス」というサービスが存在し、同じ商品であっても「Amazonが販売・発送する場合」「外部販売者が販売・発送する場合」、そして販売者の商品をAmazonが倉庫に預かって発送代行する「外部販売者が販売し、Amazonが発送する場合」の3パターンが存在します。 誰が商品を販売するのか、誰が商品を発送するのかは、Amazonの商品詳細ページに必ず記載されているので、購入したい商品については“販売者が誰か”の確認をするようにしましょう。
Amazonには個人出品者も多数存在している
もちろん、Amazonマーケットプレイスには量販店サイトやメーカー直販サイトなども販売者として参加しており、それらの販売者の出品を見てみると、販売価格は各社の公式ECサイトと同じ場合がほとんどです。しかし中には、個人販売者が小売店で入手困難な商品を定価より高額で販売している場合などがあるので、注意が必要です。ちなみに、価格が市場価格より高額な場合には、商品価格欄に注意喚起が表示されています。