白熱!“いす-1グランプリ” 「イスが壊れるか己が壊れるか」 事務用のイスで競う過酷な2時間耐久レース
キャスター付きの事務用のイスに座ったまま進み、その速さを競う耐久レース「いす-1グランプリ」が静岡市駿河区で開かれ、白熱したレースが繰り広げられました。 白熱“いす-1グランプリ”開催!「全部しんどい」キャスター付きのイスで挑む2時間耐久レース 静岡
村田彬 記者: 晴天のもと色とりどりのイスの前に選手たちが並んでいて、スタートの時を待っています。表情は真剣そのものです 大会にはベテランから初心者まで全国各地から約30チームが参加。 愛車とともに2時間の耐久レースにのぞみます。 静岡市駿河区で開催されたのはキャスターが付いた事務用のイスに座ってコースを駆け抜ける、その名も「いす-1グランプリ」 大会のキャッチコピーは「イスが壊れるか己が壊れるか」。 F‐1さながらの攻防が繰り広げられる2時間の過酷な耐久レースとは。
ベテランから初心者まで参加
大会当日、事務用のイスを片手に次々と受付に訪れる参加者たち。 受付係: たまにね、改造してくる人達もいるのできちんとチェックを厳しくしてます 検査を通過した事務用のイスにはオリジナルの車検証が貼られていきます。 中には全国各地の大会の車検証が貼られたものも… 参加者: 私は10回くらい出場している。気合入れて(会社の)地下駐車場に集合して練習した 参加者: 先ほど2時間耐久で(スタートが)後ろ向きだということを知ったばかり。グローブが必要だということもきょう知った。初心者です
レースにおいて勝敗を分けるポイントはどこにあるのか。 競技歴12年のベテラン多田さんに話を聞くと… チームイスリートコクヨ・多田将英さん: スピードが速かったりコースが空いていたらこういう感じで体を曲がる方と逆回転させてインコース入ったりとかコースの混み具合とか自分のスピードを見ながら曲がり方や止まり方を考える また、足の力が入る位置にイスの高さを調整することも重要だといいます。 競技経験のない記者が本番と同じコースを使って実際にレースを体験してみると… 村田彬 記者: 結構息が上がってしまう、かなりスピードが出る チームイスリートコクヨ・多田将英さん: 見てるのと体感スピードってかなり違う。特に下り坂は結構スピード出るので慣れてない人は怖いと思う
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