「まだまだ甘い」二度2点リードも、最後はドロー…11位ボルクバレット北九州・安嶋健至が目指す“勝てる”チーム|フットサル
一人ひとりの自覚と責任がプレーに出てきた
●ボルクバレット北九州|安嶋健至 ──試合を振り返って。 前節(町田戦/3△3)と少し似た試合展開で、2点差をキープしたままクローズする部分がなかなかうまくいきませんでした。第1ピリオドは、どちらかと言えば自分たちが優位性をもちながらプレーできたと思いますが、第2ピリオドはフィウーザ選手を上げてきて、両アラに籔内涼也選手と萩原真夏選手という、1対1の個の強い選手を入れてきて、時間をうまくつくられたな、と。相手陣地でプレーすることがなかなかできず、苦しい時間帯が続いて、押し返せなかったことで湘南に勢いをもたらしてしまったと思いました。 でも、最低限戦えるチームになってきている印象はあるので、これを勝てるチームにすることが大事です。やられたのは4対5の2回とセットプレー2発という特殊局面だったので、そこがまだまだ甘いなと思いました。悔しいです。 ──「最低限戦えるチームになってきた」とのことでしたが、どんな変化がチーム内でありましたか? 中断期間明けから、チーム全体の意思疎通と共通認識が定まってきて、同じ形から得点も増えています。あとは誰が出てもいい状態を監督もつくってくれていて、チーム内の競争も生まれています。一人ひとりの自覚と責任がプレーに出てきたことが、前半戦と明らかに違うと思っています。