愛子さま、佳子さまも笑顔…皇居で恒例の新年一般参賀 天皇陛下がお言葉「安らかで良い年に」
新春恒例の「新年一般参賀」が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下、長女の愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と次女の佳子さま、常陸宮妃華子さまが、宮殿のベランダに立たれた。 【写真】集まった人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下と長女愛子さま 陛下は、「新年おめでとうございます。みなさんと、こうして新年を一緒に祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や、各地で起こった大雨の災害などにより、いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の、身を案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年がみなさんにとって安らかで、良い年となるよう願っております。年のはじめにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」と、お言葉を述べられた。 髪を後ろにまとめられた愛子さまは薄緑色のドレス、佳子さまは青緑色のドレス。いずれも笑顔で、大勢の参観者に手を振られた。 新年一般参賀は午前中に3回、午後中に2回の計5回行われる。 昨年の新年一般参賀は、元日に能登半島地震が発生したことを受けて、天皇、皇后両陛下の意向で中止となり、今年は2年ぶりの開催。また、新型コロナ禍を経て、事前の申し込みなどによる人数制限がない形で新年一般参賀が行われるのは、2020年1月以来、5年ぶりとなった。