松平健、『暴れん坊将軍』17年ぶり復活も“不安要素”指摘する声…ファンが懸念する“過激シーン増加”によるミスマッチ
11月29日、松平健が主演を務めるドラマ『新・暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)が、2025年1月4日に放送されると発表された。人気作の復活に期待がかかるが、インターネット上では、“不安要素”も指摘されている。 【写真あり】“バイオレンスの巨匠”こと三池崇史監督 「『暴れん坊将軍』は、1978年から2002年にかけて放送されました。松平演じる、八代将軍・徳川吉宗が、“新さん”こと貧乏旗本の三男坊・徳田新之助として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快なストーリーが人気です」(芸能記者) シリーズ12作とスペシャル版も合わせて832回放送され、今作は、2008年のスペシャル版以来、17年ぶりの新作となる。 「今回は、若き将軍だった吉宗が還暦を迎え、後継者問題に悩む様子を描きます。長年培ってきたシリーズの世界観は生かしつつ、新たなキャラクターや時代の変化も加えたストーリーになるようです。松平さんは2024年に芸能生活50周年を迎えたので、撮影にも気合が入っていたみたいですよ」(芸能記者) 松平の代表作が令和に見られることを喜ぶ声も多い。だが、Xでは、今作の監督を務める三池崇史氏に対する不安の声も見受けられる。 《監督の名前を見て失敗する予感しかしない。時代劇を理解してなさそう》 《三池崇史が暴れん坊将軍撮るのかい 頭カチ割ったり首ボトボト落ちそう》 《監督みて、暴れん坊将軍がバイオレンスになったらどうしようと思ってしまった》 《暴れん坊将軍復活はうれしいけど、三池崇史監督という時点で「暴れん坊の意味が違ってきてしまうのでは…」という不安しかない》 三池氏は、2007年の映画『クローズZERO』、2023年の『怪物の木こり』、2024年の『ミッドナイト』など、多くの人気作を手がけ、日本はもちろん、世界でも評価されている。ただ、視聴者が心配するのには、こんな理由が……。 「三池さんは、激しい暴力シーンを描くことが多く、“バイオレンスの巨匠”と称されています。任侠ものや不良ものの作品であれば、彼の持ち味も最大限生かされるでしょう。ただ、『暴れん坊将軍』は、松平さんが刀を振るい、さまざまな悪党を成敗するシーンはあるものの、基本的にはみね打ちにとどまり、残虐なシーンは少なかったです。暴力描写に定評のある三池さんがメガホンを取ることで、おなじみの殺陣シーンが”バイオレンス化”するのを心配する視聴者もいたのだと思われます」(前出・芸能記者) 人気シリーズなだけに、監督との“ミスマッチ”が懸念されたのだろう。とくに、今回は放送時間との兼ね合いも重要になる。 「1月4日の放送なので、年末年始休みに家族そろって視聴する人も多いでしょう。新年早々、過激なシーンが増えることを心配する人がいるのも当然です。ただ、松平さんは、“将軍はむやみに人を斬らない”という思いを大切にしており、殺陣シーンにもこだわっていました。当然、三池さんもそうした世界観は理解していることでしょう。作品のイメージが大幅に変わるような演出にはならないはずですが……」(前出・芸能記者) 松平は『新・暴れん坊将軍』に関して、「三池崇史監督らしく、立ち回りシーンでは今までとタッチの違う撮影手法にチャレンジしているので、私自身、出来上がりが楽しみで仕方ありません」とコメントしていた。“今までとタッチの違う手法”とは果たして──。