深川麻衣 初出演にして主演をつとめた映画で最優秀新進女優賞を受賞!映画、ドラマに引っ張りだこに
■「特捜9」に刑事役でレギュラー出演「何で私が?って(笑)」
2022年から「特捜9」(テレビ朝日系)に高尾由真刑事役で出演。このドラマは、警視庁捜査一課特別捜査班の個性的な刑事たちがさまざまな事件を解決していく姿を描いたもの。深川さんは、Season5で品川署から異動してきたという設定でレギュラーメンバーに加入。自由過ぎる先輩たちに戸惑いながらも、真面目な性格と持ち前の負けん気で成長していく姿をリアルに演じている。 ――なかなかユニークなキャラクターですね 「そうですね。まず自分にお話が来たことにびっくりして。『何で私なんだろう?』って最初は驚きました。私はSeason5からですが、毎年本当に刺激をいただいています。 タイトルが変わる前の、『警視庁捜査一課9係』から出演している先輩方は、来年で20周年になるんですよね。一つのドラマがそれだけ長い間続いているなんて、本当にすごいことだと思います。 初めて撮影に行った日から、長年培(つちか)ってきたスタッフさんも含めてのチーム力というか、皆さんの絆の固さを感じました。 撮影の合間や空き時間に、共演者の方と世間話したりお話するのはどの現場でもあると思うのですが、皆さんはお互いの家族のことまで熟知していて、よく話題に上がるんです。それは『特捜9』ならではというか、先輩たちが積み上げてきた歴史を感じました。 その分、最初は『このみなさんの輪の中に入っていけるのかな?馴染めるのかな?』と怖かったし尻込みをしていたのですが、主役の井ノ原(快彦)さんをはじめ、皆さんが気さくに話しかけてくださり、すごく温かく迎えてくださったので、私もいつの間にかスーッと入っていくことができました。 本当の家族のようなチームです。賑やかで温かい雰囲気の中で、でも同じぐらいしっかりと緊張感もあり、毎年気を引き締めて撮影に入っています」 ――若者らしい印象的なキャラですね 「はい。先輩刑事たちにも思ったことはハッキリ言う強気な性格です。上司に対して結構失礼なことも言っちゃう後輩で(笑)。 でも、リスペクトは大事にしたいということは、スタッフさんとも話していますね。きつい言い方をしても、それは先輩たちへの尊敬と愛情があるからこそ言えること。それがどんなシーンでも伝わるように、大切にしたいと思っています」