県内外480人が卓球で熱戦 長野県・塩尻で楢川荻村杯オープン
第30回楢川荻村杯オープン卓球大会(県卓球連盟主催、塩尻卓球連盟主管)が12日と13日、長野県塩尻市広丘郷原の市総合体育館ユメックスアリーナで開かれた。節目の記念大会には両日で県内外から約480人が参加し、優勝を目指し熱戦を展開した。 初日はベテランラージボールの部として、男女別のシングルス、男女別と混合のダブルスが年齢区分などで分かれた28部門に計約180人が出場した。ラージボールはラリーが続きやすく人気があり、シングルスとダブルスの複数部門に出場する選手もいた。13日は小学生の部が行われた。 大会は楢川地区と縁がある、世界卓球殿堂入りした荻村伊智朗さん(1932~94)の名前を冠する。旧楢川村時代に始まり、新型コロナウイルス禍を経て昨年4年ぶりに会場をユメックスアリーナに移して再開した。 過去の大会には伊藤美誠さんら五輪選手も出場している。県卓球連盟副会長の齋藤豊美・松本卓球連盟会長は「大会に箔が付いてきた。荻村さんの偉大な功績を後世に伝えるため続けたい」と話した。
市民タイムス