「主演&座長は諫早出身の24歳」不思議の国のアリスが題材のミュージカル 1月長崎公演決定《長崎》
◆表現者としての原点は母校の小さなホール
舞台で活躍する先輩から話を聞きたいと、後輩たちも駆けつけます。 (田中 夢羽さん) SE夢羽「(私の舞台を)見に来てくれたよね。ありがとう覚えてる。ミュージカルもぜひ、見てくれたらと思う」
(長崎日大中学高校 演劇部 本村夏音さん(高2)) 「親しみやすい先輩で、きれいな人だしすごく緊張した」 (長崎日大中学高校 演劇部 梅枝 楓さん(中3)) 「これからの目標も、今日から見出せそうでうれしい」 高校で2年間担任だった恩師も、教え子の活躍をねぎらいます。
(長崎日大 高田美香 教諭) 「卒業してもずっと連絡くれて、この子の頑張りが私は嬉しくて仕方がない」 たくさんの激励をもらった後、田中さんが向かった先は、校内にある小さなホール。俳優としての原点だそうです。 (田中 夢羽さん) 「ここを舞台にして、ここを客席代わりにして、練習してました。人前で演技をするってことをしたことがなかったので、大学に入って勉強するまでは。だからここで先生に見てもらったのが初めてでした。だからすごい思い入れがあります」
◆少女が憧れたのは 芝居に歌もダンスも詰まった「ミュージカル」
小学生の頃から、家族でミュージカル鑑賞を楽しんでいたという田中さん。 表現することが好きで、中学時代には絵を描いたり、ギターの弾き語りに挑戦するなど、様々な特技を身につけてきました。
15歳の時にはミス・ユニバースの妹版とされる「ミス・ティーン・ジャパン」で準グランプリに選ばれるなど、モデルとしても注目されていましたが…。
(田中 夢羽さん) 「高校生になった時に、2016年の初演のアリスを見たんです。表現する仕事に就きたいと思っていたんですけど、ミュージカルっていうのは、すべて(の要素が)そろっている。そういうところに、強く影響を受けたんじゃないかと思う」
東京の大学に在学中に俳優としてデビュー。 おととし出演したミュージカル『クリスマス・キャロル』では、初の凱旋公演も果たしました。 (田中 夢羽さん) 「なかなか地方にはミュージカルが来ないから、すごく喜んでくださる。そんなに楽しみにしていただいていると思ったら私もすごく楽しみで、アリスから、何かを与えることができたらと楽しみに思ってます」