19日の福岡県内の様子

福岡管区気象台は27日午後「大雪と落雷及び突風に関する気象情報」を出し、28日明け方から昼前にかけて大雪に注意するとともに、28日未明から昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。 気象台によりますと九州北部地方には28日、上空約1500メートルに氷点下6度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。 このため福岡県では28日明け方から昼前にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあります。 また、大気の状態が非常に不安定となるため、28日未明から昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。 28日午後6時までの24時間の降雪量は、いずれも多いところで 　　福岡地方の山地　　5センチ 　　北九州地方の山地　5センチ 　　筑豊地方の山地　　5センチ 　　筑後地方の山地　　5センチ 　　福岡地方の平地　　1センチ 　　北九州地方の平地　1センチ 　　筑豊地方の平地　　3センチ 　　筑後地方の平地　　2センチ （山地は標高200メートルを超える地域） と予想されています。 気象台は、積雪や路面凍結による交通障害、雪による視程障害、農作物や農業施設の管理、電線や樹木等への着雪に注意するよう呼びかけています。 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物の中に移動するなど安全確保に努めてほしいとしています。 一方、九州地方整備局やNEXCO西日本は、雪や路面の状況によっては高速道路や国道を通行止めにする場合があるとして、不要不急の外出を控えるとともに、やむを得ず出かける場合は冬用タイヤの装着やチェーンの携行などを呼びかけています。 また最新の気象情報や道路交通情報を確かめてほしいとしています。